関係嗜癖
特定の人間関係に執着する嗜癖。家族・恋人などの間に起こりやすく、共依存・恋愛依存などがこれにあたる。共依存では、「自分がいなければあの人はダメ」と信じ、献身的世話の中に高揚感を得る。嗜癖者とそれに共依存した配偶者の間の子は、アダルトチルドレンとして苦しむことがある。
複数の対象を持つ嗜癖。嗜癖は対象が異っても、同じ空虚感から同じようなメカニズムで発症しているので、同時に2つ以上の嗜癖が合併することがある(酒とギャンブル、薬物と性行為など)。反社会性の強い対象へ移行しつつ(アルコール→ギャンブル→薬物)嗜癖が続くことも多い。
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米国では8年でコカイン乱用者が8倍に増える時期があった。ベトナム戦争に行った米兵の約3割が麻薬嗜癖であったが、帰国後はその多くが乱用をやめている。これらの事実から、嗜癖には環境要因が大きくかかわっていると推測されている。
性格は、薬物乱用の最も重要な成因とされる。意志薄弱、依存的、未熟性、逃避的、自信欠乏、情緒不安定、自己中心的、顕示的など。日本で治療を受けている大麻嗜癖者では、性格検査で気軽な衝動性・被支配性が高いプロフィールを持った者が多く、鎮痛薬嗜癖者は抑うつ・神経質・短気であるという報告がある。